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ジブリ最新作「アーヤと魔女」30日午後7時30分からNHKで!カンヌ映画祭にも選出された作品

12月30日(水)午後7時30分から、宮崎吾朗監督の最新作、スタジオジブリ初の全編3DCG制作となる長編アニメーション「アーヤと魔女」が放送されます。

また、同作はカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」の56作品の中に選ばれている作品です。

 

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「アーヤと魔女」メインビジュアル - (c)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli

 原作は「ハウルの動く城」の作者の作品

「アーヤと魔女」の原作は、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」でもお馴染みの、イギリスの作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童向け小説『アーヤと魔女』です。

宮崎駿監督はこの作品を気に入っており、推薦文も書いています。

なんという愛らしい本でしょう。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのさいごの本は、
佐竹さんのさし絵と編集の人の努力で
なんともいえない魅力のあるものになっています。
ぼくは5回位スミからスミまで読みました。
宮崎駿

 

この作品を気に入った宮崎駿監督が長編テレビアニメにすることを企画し、息子の宮崎吾朗が監督を務めます。

アニメは、初の全編3DCG制作でNHK総合テレビで12月30日午後7時30分から放送されます。

 

 

あらすじ

 舞台は、1990年代のイギリス。
主人公は10歳の少女、アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。
だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。
ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。

NHK

アニメの「アーヤと魔女」には、アーヤの母親がロックバンドで活動していたという設定をはじめ、原作にはない要素が盛り込まれているようです。

カンヌ国際映画祭「オフィシャルセレクション2020」に選ばれる

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Image:cartoonbrew

ジブリ最新作「アーヤと魔女」は、フランスのカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」で56作品の中の1作として選ばれました。

アニメーション映画は、以下のの4作品が選ばれています。

  • アーヤと魔女
  • デンマークの「Flee
  • フランスの「Josep
  • アメリカのディズニー&ピクサー最新作「ソウルフル・ワールド

 

「アーヤと魔女」は日本では劇場でなくテレビで放送されます。

海外販売は、スタジオジブリの長年のパートナーであるフランスの配給会社ワイルドバンチ・インターナショナルが担当しています。

北米では、映画配給会社Gkidsにより2021年初めに劇場公開される予定です。

cartoonbrew

 

カンヌ国際映画祭に選出され、宮崎吾朗監督がコメントを公表しています。

今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。

そして、『そうか、そうすりゃ良いのか!』と思ったのでした。

アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか? それはどうか『アーヤと魔女』をご覧になってください。憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています

 

ジブリがフルCGで作品を作るって意外!