米海軍の気象学者だったポール・グリシャム(Paul Grisham)さんの元に、53年前に南極でなくした財布が届けられるといううれしいニュースがありました。
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南極で失くした財布が53年後に戻ってくる
グリシャムさんは1967年10月から1968年11月まで南極のロス島(Ross Island)にあった観測基地で気象予報士として勤務していました。
2014年に同観測基地が取り壊されることになり、ロッカーの後ろに落ちていたグリシャムさんの財布が発見されました。
財布には、海軍の身分証、運転免許証、生物・化学兵器の攻撃を受けた場合の指示を記載したカード、そしてビールの配給カードが入っていたとのことです。
財布を発見した南極調査隊長が元職員の一人に連絡をし、彼が退役軍人団体に連絡し……と最終的に、持ち主のグリシャムさんの元に返されました。
シャムさん自身、財布をなくしたことを忘れていましたが、財布を返すために多くの人が手間をかけてくれたことに、心底驚いたと述べています。
長い時間をかけて持ち主に財布が戻ってきて良かった!
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