コロンビア大学の研究チームが、生の鶏肉を3Dプリンターで出力し、その肉をレーザーを使って焼く「デジタル調理法」を開発しました。
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鶏肉を3Dプリントした料理
まず3Dプリンターで出力するため、鶏肉をフードプロセッサーでペースト状にします。
そして、ペースト状になった鶏肉を3Dプリンターで1ミリ単位で出力していきます。
ただ今の成形技術では鶏肉を立体的に出力することは難しいようで、薄いチップ状の形に出力しました。
そして3種類のレーザーを使って、円を何度も重ねながら正確に鶏肉を焼いていきます。
研究チームは、鶏肉を効率良く焼くためのパターンを模索たとのことです。
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肉に火を通すレーザーや焼き色を付けるレーザーなど使い分けて焼いていきます。
レーザーを使うことによって加熱パターンを細かく設定でき、複雑な模様の加熱パターンを作成することも可能です。
味を確認したテスターは、「レーザーで焼いた方が食感が良く、ジューシー」という意見や「レーザー加熱による金属ぽい味がする」といった反応がありました。
今回の研究は基礎的なものなので、すぐに応用できるレベルではないと答えており、将来的に調理を完全にデジタル制御下に置き、食品に対する考え方に変革をもたらすことができるだろうと述べています。
お肉が色々な形や焼き具合で提供される時代が来るのかな?
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