バンクシーは自身のInstagramに「Aachoo!!（ハックショーン！！）」というタイトルで、杖をついた老婆が大きなくしゃみする様子が描かれた新作の写真を数枚投稿しました。
この作品はイギリスのブリストル郊外の街Totterdown（トッターダウン）の民家の壁に描かれました。
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家を傾けるほどのくしゃみをするお婆さん
「Aachoo!!（ハックショーン！！）」と名付けられたこの絵は、杖をついた老婆が大きなくしゃみする様子が描かれており、よく見ると入れ歯が飛んでいっているユーモアあふれる作品となっています。
バンクシーの今年の作品は新型コロナをテーマとした作品が多く、この作品もくしゃみをする女性とCovid-19を関連させているように思えます。（バンクシー新作「フラフープする女の子」がイングランド中部の町で発見される！「困難な時期でも前向きに楽しもう」 - New's World）
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この絵が描かれたベールストリートは英国で最も急な上り坂（傾斜は22度に達する）の1つで、その一軒目の民家にくしゃみをするおばあさんが描かれています。
バンクシーがシェアした写真は、くしゃみによって残りの民家が傾いたかのような光景になっています。ついでにゴミ箱も吹き飛び、男性の持つ傘も裏返っています。
壁を眺めるハイビスジャケットを着た男性がバンクシー？
この通りに住む男性、コムリーさん（27）は、12月10日の朝にバンクシーと思われる人物を目撃しました。
コムリーさんは朝の7時頃にコーヒーを淹れ、窓の外を見ると、体格のいいハイビスジャケット（工事用の防護服）を着た男性を目撃し、「朝早くから熱心な足場屋さんだな」と思っていました。その男性は、ずっと壁を眺めていたそうです。
それから約1時間後に、再び窓の外を見ると、通りには多くの人が絵を見るため集まっていました。
現在作品は、いたずら防止のため透明なアクリル板が取り付けられています。
なにより気になるのが、今回のインスタの写真の傾いた家と一緒に写っていた男性ですが、この男性が正体不明の匿名アーティストのバンクシーなのでしょうか？
下の写真（正体不明の匿名アーティスト「バンクシー展 天才か反逆者か」からバンクシーを紐解く - New's World）のようなイメージだったのですが、本人なのかモデルさんなのか謎のままです。
最近のバンクシーの作品は楽しくなる絵が多いね
