ハグすると言っても本当のクマではなく、クマ型ロボットです。でも目が怖い・・・。
日本ではもともと習慣ではない握手、ハグなど。でも一定の距離を取るよう言われてる今、欧米の人たちにとっては深刻な問題なのかもしれません。
人間とロボット、仕事の共存
この動画は、アリゾナ州立大学のInteractive Robotics LabがYouTubeにアップした研究動画です。
人間とロボットの共存のための研究の一環として、この実験が行われています。
人間とロボットの共存とはどういう意味でしょうか?
今はまだ、SF映画のようにロボットがすべての仕事を行い人間ができることはロボットも行える、という世界はまだまだ実現しておらず、まだまだ人にしかできない仕事がたくさんあります。
そこで、人間とロボットが一緒に仕事を行っていく上で、スムーズに仕事を行えるようにという実験を行っているのです。
同じ動作の仕事をずっと行っていても、人の動きは常に同じというわけではありません。想定外の動きが発生したとき、ロボット側がその動きに対応できるようにさせるというのが課題です。
そうするために、日々人の動作をロボット自身に学ばせているのです。
ハグの動きを学ぼうとするクマ型ロボット
このクマ型ロボットはセンサーで人の動きを感知し、ハグの仕方を学んでいます。何パターンもの動きからハグのパターンを学習しているのです。
人の動きを予測することによって、次の動きを察し、自然な動作をさせるというのが目的です。
このクマさんも今はまだぎこちないハグですが、将来的には愛らしいハグをしてくれるのでしょうか?もしかしたら一家に一台テディベアロボットの日も到来するかもしれません。
ネコ型ロボットは開発されてないのかな?