ジブリ作品の世界は、エキゾチックで可愛く、親しみやすいものです。
イギリスのデザイナーが5つのジブリ作品を選び、リアルな部屋のデザインへレンダリングしました。
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ジブリの世界をリアルにしたら?
HouseHoldQuotesは、5つのジブリ作品のインテリアをリアルな部屋へとデザインしました。
宮崎駿監督の描く、非常に繊細な手描きの世界は、独自のカワイイ(日本のかわいらしさの概念)美学があると説明しています。
アリエッティの寝室
「借りぐらしのアリエッティ」は、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」が原作で、実写では実現できない方法で小さな世界を描いています。
小さなキャラクターが人間サイズのものを使うこと以上にかわいいことはないと語っています。
銭婆の家
「千と千尋の神隠し」から銭婆の家がデザインされました。
最初は恐ろしい魔女という印象ですが、家庭的な家の様子から優しい「おばあちゃん」のイメージに変えることに成功しています。
吊り下げ式のペンダントランプが部屋に親密な雰囲気を与え、暖炉は銭婆の心の温かさを反映しています。
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部屋に西洋のインテリアを配置する
デザイナーは、「ジブリは日本のスタジオですが、映画に登場する装飾の多くは、伝統的な西洋のインテリアデザインスタイルが使われている」と説明しています。
18世紀と19世紀のヨーロッパのインテリアがアリエッティのアールデコ調のガラスのランプシェードや、銭婆のキッチンの椅子、ハウルのバスルームの真ちゅう製の付属品などから見ることができます。
「ジブリの世界をエミュレートする最良の方法は、部屋にアンティークの作品を取り入れ始めること」だと語っています。
ハウルの動く城
バスルームはハウルのプライベートな空間です。
ヴィンテージの銅製パイプや蛇口は、スチームパンクなメカニックを反映しています。
このような古典的なバスルームに光り輝くペイントを施すことは、何かとても不思議な感じがすると語っています。
杏奈の部屋
「思い出のマーニー」から、杏奈が滞在する部屋はシンプルで一般的なものです。
提灯の照明は、有名なイサム・ノグチの作品のようです。
ベッドの天蓋付きのカーテンや薄手のカーテンと組み合わせて、落ち着いた緑と木の色調が完璧に引き立てられ、軽くてさわやかな雰囲気を作り出しています。
猫の事務所
「猫の恩返し」から猫の事務所です。
ワークスペースというよりも(ミニチュアの)ラウンジのような雰囲気となっています。
ビューロスタイルのライティングデスクに、大きな花の入った花瓶が置かれており、存在感があります。
ヨーロッパの家具を配置するとリアルっぽくなった!