オランダの写真家のフィンセント・コーネリッセンさんが、カモ科の一種であるヒシクイが首を180度回転させた状態で背面飛行する様子を撮影することに成功しました。
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首を回転させて飛ぶ鳥
朝早くにオランダのアルンヘムの街の近くを散歩していたフィンセント(Vincent Cornelissen)さんは、カモ科の一種であるヒシクイが、180度首を回転させて飛んでいる様子を撮影しました。
天候が悪い中、鳥を観察していたところ、3羽のヒシクイを発見し、そのうちの1羽が奇妙な行動をしていることに気付きました。
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写真を加工したのではないか?とコメント
背面飛行するヒシクイの写真をFacebookに投稿したところ、鳥の奇妙な飛び方にフォトショップで加工したのではないか?とコメントが付きました。
また、同様の行動を見たことがあるというコメントもあったようです。
ガチョウが体を逆さまにし、首と頭を通常の位置に180度回転させる行動は、ホイッフリング(Whiffling)と呼ばれています。
若い鳥が自分の飛行を自慢して飛ぶ
オランダの野生生物写真家であり自然保護科学コミュニケーターのラース・ソリンク氏は、この飛び方は新しいトリックを学んでいるガチョウかもしれないと答えています。
「若いヒシクイが飛行をマスターすると、何が可能か、どこまで行けるかを試す」とソリンク氏は説明しています。
また、彼らは自分の飛び方を仲間に自慢するためにそういった飛び方をするとも語っています。
これまでもホイッフリングする鳥の写真は撮影されてきましたが、コーネリッセンさんが撮影したような鮮明な写真は珍しいようです。
若い鳥も無茶な行動をして仲間に自慢したい時期があるんだね・・・