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なんで英語が通じないの? 海外で通用しない和製英語 その2

英語のようで、日本製の英語

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日本語で日常に使われているカタカナの言葉、つまり「和製英語」を英語だと思い込んで使ってしまうと、海外の人と会話するときに全く通じません。

前回は日常の物や食べ物に関する和製英語を紹介しましたが、今回は服や職業、施設、動作に関する和製英語を紹介します。

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 服装編

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パーカー

英語ではHoodieといいます。

一応、英語でもあるのですが、ほとんど使われていません。マイナーな言い方が日本で浸透した表現です。

英語では通常、フーディと呼びます。フードがついているからフーディです。

 

ズボン

英語ではpantsまたはjeansといいます。

ズボンはフランス語です。英語では「pants」や「jeans」です。

また、下着はパンツではなくunderwearと言います。

 

ランドセル

英語ではschool knapsackといいます。

ランドセルは英語ではなくオランダ語からきています。

と言っても、英語圏にはランドセルはなく、自前のリュックサックが定番となっています。

 

職業編

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サラリーマン

英語ではcompany employeeまたはoffice workerといいます。

英語では自分のことをI’m company employeeと言うことは少ないようです。職業名で答えるか、I work for (会社名). などと答える方が一般的です。

 

コック

英語ではchefといいます。

シェフも日本語で使うので、覚えやすいですね。

 

アルバイト

英語ではpart time jobといいます。

アルバイトはドイツ語が由来です。

 

インテリ

英語ではthe intelligentsiaといいます。

日本では「あの人インテリだね」といった風に使いますが、英語では the intelligentsia と言います。略さずに言いましょう。

 

建物・施設編

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デパート

英語ではdepartment storeといいます。

英語でdepartmentは会社・部署を指します。略さずに言いましょう。

 

アパート

英語ではapartmentまたはapartment houseといいます。

英語でアパートは、「離れた・バラバラ」という意味になってしまいます。これも略さず言いましょう。

 

マンション

英語ではApartmentまたはCondominium (Condo)といいます。

英語のmansionは大豪邸を表します。

賃貸はapartmentで、分譲住宅ならcondoを使います。

 

トイレ

英語ではrestroomまたはbathroomといいます。

toiletで通じないこともありませんが、英語でトイレは便器の意味になってしまいます。

トイレの場所を聞きたい時などはWhere is the bathroom? と言えます。

restroomは少しフォーマルな言い方です。

 

サービスエリア

英語ではrest stopといいます。

高速道路などで休憩する場所サービスエリアは、rest stopといいます。

 

パーキング

英語ではparking lotまたはcar parkといいます。

日本語は似ていますが、略さず覚えましょう。

 

ガソリンスタンド

英語ではgas stationといいます。
日本語でガスは気体のイメージですね。英語ではガソリンはgasと省略されることが多いです。

 

コインランドリー

英語ではlaundromatまたはlaundryといいます。

日本語のコインを抜いて言う、と覚えておくと簡単です。

コインランドリーという言うと、硬貨を洗うと勘違いされてしまいます。

 

リサイクルショップ

英語ではsecondhand storeといいます。

リサイクルという言葉には、缶や瓶などの使い回しできるものを表します。

「リサイクルショップに行きたい」と言うと、缶や瓶などを再生する工場に連れていかれるかもしれません。

 

フロント

英語ではreceptionといいます。

日本ではホテルなど、受付を行う場所をフロントと呼びますが、英語では、ホテルや病院の受付のことをレセプションと言います。

 

動作編

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モーニングコール

英語ではwake-up callまたはalarm callといいます。

ホテルでモーニングコールを頼みたいとき、英語ではwake-up call、alarm callを使いましょう。

 

クレーム

英語ではcomplaintといいます。

海外では日本では考えられないようなトラブルに巻き込まれることも少なくないので、ちゅうちょせず、Conplaintをいれましょう。

 

スキンシップ

英語ではPhysical contactといいます。

直訳すれば「身体の接触」という意味になります。

言葉からは「体を触るの?」と感じますが、日本語のスキンシップと同じニュアンスです。

 

ガッツポーズ

英語ではVictory poseといいます。

拳を握ってグッとするポーズをガッツポーズと言いますが、英語ではvictory poseと言います。「勝利のポーズ」いい響きですね。

 

ナイーブ

英語ではsensitiveといいます。

日本語だと繊細な人を表す時に使われますが、英語のnaiveは「世間知らずの」というネガティブな意味になるので注意が必要です。

 

ファイト

英語ではgo for itgood luckといいます。

頑張って、と言いたい時に「ファイト!」は使いません。

これから何かにチャレンジする人に言う場合はgood luck(幸運を祈っています)が使えます。

スポーツ観戦で応援するときは、Go (チーム名)やLet’s go (チーム名)を使います。

日本語ではいろいろな場面で使える「頑張れ」という表現は、英語圏では場面によって使い分けます。

 

サイン

英語ではsignatureまたはautographといいます。

英語では、買い物でクレジットを使ってサインするときにsignatureが使われます。

芸能人などにサインをお願いする場合はautographを使います。

 

 

英語だと思っていたけど実は和製英語だったというものも多かったのではないでしょうか?

英単語の勉強するとき、カタカナでも使われている単語は覚えやすいですが、それが英語として正しいか確認していく必要があります。

和製英語は、日常で多く使われているので、英語を勉強するときはしっかり分けて覚えていきましょう。

 

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コインランドリーと言ってしまうと大笑いされそうだね