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「光線が見える」新しい錯視が見つかる!

実際は動いていないのに動いてるように見えたり、ないはずのものが見えたりと脳が起こす目の錯覚ですが、「新しい錯視」が見つかりました。

 

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Image:livescience

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 光線が出ているように見える錯覚

ビジュアルアーティストのカルロヴィッチ氏が会社「RecursiaStudios」のロゴとして制作した錯視「シンチレーションスターバースト」は、真っ白な背景に多角形のパターンを組み合わせて繰り返し配置したシンプルなものです。

この画像を見た人は、中心から光線がでているように錯覚します。

ニューヨーク大学(NYU)の研究者がそのメカニズムを研究し、6月29日に科学論文誌「i-Perception」で報告しました。

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研究では、七角形と上下逆さまにした逆七角形を重ね、その内側に各辺を二等分する点と接するように小さな七角形と逆七角形をさらに描き加えます。

その図形の大きさを変えながら配置し「シンチレーションスターバースト」を描きます。

この交点を脳が明るい点だと誤認識し、さらに中心にあるユニットの交点とつなぎ合わせ続けることで、光線が形作られることが研究で分かりました。

他の多角形でも、同じように光線が見えるように錯覚します。

 

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Image:livescience

今回の錯視「シンチレーションスターバースト」は点ではなく光線が見えるということが既存の錯視と異なり、新しい錯視であると言われている理由となります。

livescience/journals

 

光線が見える!!