「Tokri」 インドのある家族の心温まるストーリー
エリヤット(Suresh Eriyat)さんの所属する制作会社Studio Eeksaurusがストップモーション・アニメーション「Tokri」を公開しました。
「Tokri」は8年かけて制作され、家族内での失敗、そして許しについての心温まる物語を描いています。
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お父さんの時計を壊してしまった少女の物語
「Tokri 」は、お父さんが大切にしている時計を壊してしまった少女が、バスケットを編み、通行人に売ることで、時計を修理しようとする姿が描かれています。
インド、ムンバイの賑やかな街を舞台に描かれるアニメーションは異国情緒あふれ、温かいストーリーとマッチしています。
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自身の経験から着想を得た物語
このアニメーションは、インドの街で信号待ちで止まっているときに、近づいてきた子供を追い払ったエリヤットさん自身の経験から着想を得たものです。
車で走り去るときに、彼は罪悪感に襲われ、少女はどのような状況でバスケットを売っていたのだろうか、この行動が彼女の状況を長く引きずっていくとしたらどうだろうかと考えたようです。
舞台裏
コンテ
複数のストーリーボードと3Dでイメージが作られました。
また実際にキャラクターの動きを再現し、アニメーションを作成していったようです。
舞台
実際の小さなお店やスラム街などを撮影し、家の中の小道具から自動車まで、細かく再現されています。
キャラクター
キャラクターの動きも細かく撮影されています。
音楽
Tokriの音楽は、Rajat Dholakiaさんが作曲しています。
バンジョーとバイオリンの演奏は陰りがありつつ優しい音色で、ストーリーを引き立てています。
環境音
環境音はすべて ムンバイで録音されました。
街や物の音は、このアニメーションにいきいきとした命を吹き込んでいます。
this is colossal/studioeeksaurus
家族の温かい物語だった!ストップモーション・アニメーションは3Dと違う味があっていいね