台湾の教師が黒板に絵を描いて解剖学を教える
歴史を見ると、芸術家のレオナルド・ダ・ヴィンチが解剖図を描いていたりしていて、芸術と科学というのは意外と隣あっているのではないかと思うことがあります。
台湾の厦門医科大学芸術解剖学特別教授(廈門醫學院 藝用解剖學)である鍾全斌(チュアン・ビン・チャン)先生も芸術と科学を横断する一人と言えます。
先生は、生徒のために解剖学のスケッチを黒板に描きます。
ある日、生徒がそのスケッチの写真をSNSにアップするとネット上で話題になりました。
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教科書を読むよりも、絵を描く方が学ぶために最良の方法だ
チャン先生は大学で、イラストや美術解剖学、絵画技法などを教えています。
彼が黒板に絵を描くのは、教科書を読むよりも、絵を描く方が学ぶために最良の方法だと考えているからです。
「この分野を専攻している学生は、教科書に載っている絵を見るだけでは学べません。絵を描きながら学ぶ必要があるのです。授業では、私が実演していることを黒板に描いてもらいます。」とチャン先生は説明しています。
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チャン先生は生まれつきデッサンの才能があったわけではありません。
むしろ、暇な時に何時間も練習した結果だといいます。電車に乗りながらスケッチの練習をしたこともあるようです。
勉強のための解剖図だけど、芸術だと思ってしまう美しさがあるね
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