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世界各国の一番多い名字 アメリカはスミス、南米はゴンザレス、日本は?

各国の一番使われている名字

日本で名字ランキングといえば田中さん、鈴木さんなどよく聞く名前がランクインされていますが、一番多い名字はご存じでしょうか?また、世界各国でそれぞれの国で一番多い名字は何でしょうか?

地図とともに世界各国の一番よく使われている名字を紹介します。

 

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Image:NetCredit

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 名字は5つのカテゴリーに分けられる

大陸の人口が増加し、姓で人々を区別する必要性が高まりました。そのため、西ヨーロッパでは、中世から姓の使用が一般的になりました。

一般に、姓の語源は5つの異なるカテゴリに分類されます。職業、個人的な記述、特定の場所を示す地名、父または祖先の愛称、およびスポンサーまたはサポートを意味する名前です。

NetCreditが作成した地図では、職業は黄色で、個人的な記述は水色で、特定の場所の地名はピンクで、父親や祖先の愛称は赤で、その他は青か白で表示されています。

 

南アメリカ

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アルゼンチン、チリ、パラグアイでは、最も使用されている苗字はゴンサレスです。ウルグアイではロドリゲス、ボリビアではママニがトップです。一方、ブラジルでは、ダシルバが1位です。

 

ヨーロッパ

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ヨーロッパは他の国に比べて、先祖の仕事に関連した名前が多いです。

例えば、ルクセンブルクで最も多い苗字「シュミット」は、「鍛冶屋」を意味する中部ドイツ語の「スミット」に由来しています。ミュラーはドイツとスイスで最も一般的な名字で、ミラーを意味します。

 

また語尾は、ヨーロッパの出身地を知るための良い方法です。

イワノフのようなスラブ語の「-ov」は、ロシア、ベラルーシ、ブルガリアでは一般的です。

ノルウェーのハンセンやデンマークのイェンセンのように「-sen」という接尾辞は、19世紀にアメリカに移住したスカンジナビア系の子孫の間で今でもよく見られます。

 

アフリカ

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アフリカでは、ほとんどの名字は地理、職業、家系、個人的特徴に関連しています。

また、アフリカでの特徴として、その人の性格や資質を褒める苗字が多いです。

例えば、コンゴ民主共和国で最も多い苗字イルンガは「1回目はどんな虐待でも許し、2回目は大目に見て、3回目は絶対に許さない人」という意味になります。

 

アジア

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日本で一番多い苗字は佐藤さんでした。

アジアの名字は、大陸の王朝時代が由来のものが多いです。

当時、新しい王朝が政権を取ると、すべての臣下が王朝に関連した名前を採用するのが一般的でした。

例えば、マレーシアとシンガポールでは、タンが最も使われている名字ですが、タンという名前は、中国の周王朝時代に重要な国家であった「陳」に由来しています。

 

オセアニア

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北アメリカ

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北米や南米、オセアニアでは、かつての植民地時代の名残を見ることができます。

アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスなどの英語圏で、最も一般的な名字はスミスです。これは鍛冶屋に関連した名前です。

mymodernmet/elsol

 

名字の由来とか深く調べていくと国と国の関係とかその土地の特徴が分かるからおもしろいね