100歳の退役軍人が騎士の称号を得る儀式をする
イギリスで7月17日、医療従事者支援のため約43億円を集めた退役大尉トマス・ムーア氏(100)にナイトの爵位が与えられました。
最前線で働く医療従事者を支援
ムーア大尉は4月初め、新型コロナウイルス対策の最前線で働く医療従事者を支援するため、100歳の誕生日までに自宅の庭を100往復して1000ポンドを募るキャンペーンを行いました。
そして、歩行補助器を使いながら庭を往復する姿が注目され、これまでに3300万ポンドが集まりました。
その功績を讃え、ムーア氏は17日、ロンドン郊外ウインザー城の庭で、エリザベス女王に剣で両肩を叩かれる伝統的な儀式によって、「サー・トム」となりました。
「ひざまずいたら二度と起き上がれない 」
通常はかがんで女王の剣を受けるのでしょうが、ムーア氏は歩行補助器を使っているためかがむことができませんでした。
そのため、ムーア氏は式典に参加する前に「ひざまずいたら二度と起き上がれない 」とユーモアたっぷりの冗談を言っていました。
歩行補助器を使って庭を100往復もすごいね。何歳になってもユーモアを忘れない姿も素敵だね
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