ノルウェーの北極圏にあるアン島にクジラのような形をしたホエールウォッチングができるミュージアムが建設中です。
ここには陸地に向かって伸びる水中の渓谷があり、マッコウクジラの餌場で、一年中ここで餌を食べています。
一年中ホエールウォッチングができる世界でも数少ない最高のホエールウォッチングスポットです。
スポンサーリンク
一年中ホエールウォッチングができるミュージアム
ノルウェー北岸の北極圏に、「The Whale(クジラ)」と呼ばれる大きなクジラのような建物がそびえ立っています。
コペンハーゲンを拠点とするデンマークの建築スタジオ、ドルテ・マンドラップ(Dorte Mandrup)が手がけるこの建物は、地球上で一年中クジラを観察できる場所となります。
建設中に、近くにバイキング時代の集落塚が発見され「The Whale」の建設はしばらく停滞していましたが、今は再開され2023年6月にオープン予定です。
建物にはホエールウォッチング、博物館、オフィス、カフェのためのスペースがあります。
景観から浮かび上がるデザイン
建物は、ノルウェーの町アンデネスの近くの海岸にあり、風景に溶け込むようにデザインされています。
屋根をコケの成長を促進するひび割れする石で覆うことで、建物が景観に溶け込むようにしています。
「The Whale」の屋根は、単一の湾曲したコンクリートシェルで構成されています。
放物線状の屋根は、建物の隅にある3つの支持点に力を効果的に伝達し、内部に柱のない大きな部屋を作り出せます。
このミュージアムにより、ノルウェーのクジラと環境の保護と学習を促し、意識を高めることを期待しています。
スポンサーリンク
ノルウェーの冬は寒い
ノルウェーの夏は暖かく過ごせますが、冬は寒く、海に出るといつも肌寒いです。
クジラを観察するなら、夏は手袋、帽子、防風、防水、冬はウール、防風、防水が必須です。
運が良ければ、シャチやザトウクジラ、ナガスクジラ、ゴンドウクジラ、さらにはイルカを見ることができます。
ときにはシャチが岸の近くまで来て、陸からも「The Whale」からも見ることができることもあるようです。
しかし、大型のクジラを近くで見るには、ホエール・サファリに参加する必要があります。
1年中クジラが見られるのがいいね