11月24日、世界最大級のゲームアワード「ゴールデン・ジョイスティック・アワード」がイギリスで開催されました。
史上最高のゲーム作品を決める「Ultimate Game of All Time」の受賞作品が発表され、オンライン投票で日本のフロム・ソフトウェアの『ダークソウル』が選ばれました。
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この50年で「史上最高のゲーム」
「ゴールデン・ジョイスティック・アワード」は、1983年から開催されてきた世界で二番目に古いと言われる権威あるゲームアワードです。
「Ultimate Game of All Time」ノミネート作品
世界初の商業ゲーム「Computer Space」(1971年)が登場してから50周年であることを記念して、これまで発売されてきた約110万本の中から「史上最高のゲーム」を決める「Ultimate Game of All Time」賞が特別に設けられました。
「Ultimate Game of All Time」のノミネート作品は以下のようになっています。
- 『マインクラフト』
- 『ラスト・オブ・アス』
- 『ドゥーム』(1993)
- 『ダークソウル』
- 『テトリス』
- 『スーパーマリオ64』
- 『ストリートファイター2』
- 『スペースインベーダー』
- 『ポータル』
- 『ポケモンGO』
- 『スーパーマリオカート』
- 『グランド・セフト・オート V』
- 『スーパーマリオブラザーズ3』
- 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
- 『ヘイロー コンバットエボルヴ』
- 『メタルギア・ソリッド』
- 『ハーフライフ2』
- 『コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア』
- 『パックマン』
- 『シムシティ』(1989)
まさに「全てのゲーム」の中から最高のゲームを選ぶものとなっています。
接戦の中『ダークソウル』が「史上最高のゲーム」に!
当時のレビューや現代で再評価されているか、ゲームに新しいジャンルやフォロワーを生み出した影響力、商業的な成功、社会的に影響を与えたかが評価基準となっています。
GOLDEN JOYSTICK AWARDSにて『DARK SOULS』が「Ultimate Game of All Time」を受賞いたしました。プレイしてくださった皆さん、誠にありがとうございます!https://t.co/tJg2OMTOBh
— FROMSOFTWARE (@fromsoftware_pr) 2021年11月23日
オンライン投票による票割合は、どれが選ばれてもおかしくない大接戦となりました。
- 「ダークソウル」:12%
- 「ドゥーム」(1993):11%
- 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」:10%
- 「ハーフライフ2」:9%
- 「マインクラフト」:8%
ダークソウルは、後にソウルライクという言葉が生まれるほどゲーム業界に影響力を与えた作品なので、受賞も納得ではないでしょうか。
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「もっとも期待されるゲーム賞」でもフロムソフトが
今後発売予定の作品から選出される「もっとも期待されるゲーム賞」(Most Wanted Game)でも、フロム・ソフトウェアの『エルデンリング』(2022年2月25日発売予定)が受賞しています。
フロム・ソフトウェアの世界的な人気や影響力が目に見える形で表れたアワードだったと言えます。
史上最高のハードは?
史上最高のゲームと共に史上最高のハードを選ぶ「Best Gaming Hardware of All Time」も実施されていました。
歴代のコンシュマー機がノミネートされる中、選ばれたのはPCでした。
パソコンが受賞というのは、分かるようなちょっと違うだろうという思いもあるような感じです。
ゲームオブザイヤーも日本のゲームが受賞!
ゴールデンジョイスティックアワードの「Ultimate Game of the Year」(究極のゲームオブザイヤー)には、カプコンの『バイオハザード ヴィレッジ』が受賞しました。
今年のアワードは日本のゲームが多数受賞しており、一時期日本のゲームはダメになったと言われていましたが見事に復活して存在感が大きくなっているように感じました。
全てのゲームから選ばれたのは凄い!!