営業再開したレストランのコロナ対策
新型コロナウイルスの影響を大きく受けたものの1つとして、レストランなどの飲食店があげられるでしょう。世界各国が対策としてロックダウンや自粛要請を行った時、飲食店も店舗の営業を停止せざるを得ませんでした。
最近、ようやく世界各地で飲食店の営業再開が始まっていますが、席を減らしたり向かい合わせで座らせないなどの対策を行わなければいけません。
こういったことはお客さんがレストランに行こうか、それともテイクアウトにしようかと考えるときマイナス要因になりかねません。でも、この問題にユーモアで立ち向かおうとしているレストランもあります。
今回は、世界各地の5つのレストランを紹介します。
パンダと一緒に食事 タイのベトナム料理店
タイのベトナム料理店 Maison Saigon はソーシャルディスタンスを保つため、レストランにパンダのぬいぐるみを置きました。
このアイデアによって、お客さんが安全な距離に座れるようになり、一人で食事をしていても、愛らしいお供ができますね。
designyoutrust/Instagram/Facebook
ドラゴンと相席!タイのレストラン
こちらもタイのバンコクにあるレストランです。
この店のオーナーはマンガのキャラクターのドラゴンを食事のお供に採用しました。
これなら、一人焼肉でも寂しくないですね。
みんなでかぶれば恥ずかしくない? ドイツのカフェ
ヨーロッパでもゆっくりとですが、様々な活動が再開しています。その中でも、パンデミックによく対処した国の1つと見なされているドイツではカフェが再開されているようです。
ドイツ、シュヴェリーンのカフェ “Café Rothe Schwerin”は屋外でのカフェを再開しました。
オーナーのジャクリーン・ローテさんは、テーブルを1.5m(4.9フィート)離して配置するだけでなく、距離を置くための良いアイデアを思いつきました。帽子にプールヌードルを付けて、それをお客さんに被ってもらうことにしたのです。
気分は王様! ドイツのバーガーキング
ドイツのバーガーキングでは、バーガーを購入したお客さんに、キングの“王冠”をプレゼントするキャンペーンを行いました。この王冠は紙でできており、組み立てると両腕を広げたほどの大きさになります。
誰かと一緒にバーガーを食べる時、この王冠をかぶれば適切な距離が保てるというわけです。
テーブルに美男美女の切り抜きを配置、オーストラリア
最後に紹介するのは、オーストラリアのレストラン ”Five Dock Dining”
カフェ、レストラン、ホテルのダイニングエリアの営業はできますが、一度に10人の客のみが参加でき、1人あたり少なくとも4平方メートルのスペースを取る必要があります。そのため、お店に入ってもがらんとしているイメージになってしまうのです。
そこで、オーナーのフランク・アンジェレッタさんは、「段ボールのお客さん」を使用してレストランの空のスペースを埋めるとともに、店のノイズを録音して、ゲストがたくさんいる雰囲気を出しています。
ユニークなアイデアがたくさんだね!