地獄の井戸とも呼ばれているイエメン東部の巨大な穴「バラフートの井戸(Well of Barhout)」の底にオマーンの探検隊が到達しました。
人が下り立つのは初めてとのことです。
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地獄の井戸の底にあったものは?
地獄の井戸とも呼ばれる穴は、アルマハラ県の砂漠の真ん中に位置し、幅は約30メートル、深さは約112メートルあります。
悪魔の監獄との言い伝えが残り、地元住民は井戸に近づくどころか、話すことさえ不安に思っています。
ドローンを穴の上空に飛ばし、空中映像が撮影されたこともありましたが、カメラのレンズを真っ直ぐ下に向けていても、暗闇のために深い部分を見ることができませんでした。
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探検隊が初めて穴の底に到達
オマーン洞窟探検隊(OCET)が穴の底に下り、生きたヘビや動物の死骸、洞窟真珠を発見しました。
VIDEO: Driven by their passion to explore the unknown, a team of Omani cavers are believed to be the first to reach the bottom of Yemen's mysterious Well of Barhout, also known as the "Well of Hell" pic.twitter.com/3MmVC7MsAH
— AFP News Agency (@AFP) 2021年9月23日
探検隊は「鳥の死骸が悪臭を放っていたが、耐え難い悪臭はなかった」と話しています。
「水や石、土、動物の死骸のサンプルを採取したが、まだ分析できていない」と語り、近日中に報告書を公表すると述べています。
砂漠にぽっかりと穴があって不思議