研究者により、ルネサンス時代の手紙を傷つけずデジタル処理で開封することに成功しました。
紙をスキャンした後、3Dモデルを作成し、デジタルで手紙を開きます。
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デジタル開封された手紙
「ハーグのトランク」には、ルネサンス時代のレターロックされた手紙が約600通も保存されていました。
手紙は遺産相続に関するもので、複雑な折り方であるレターロックで、手紙を運ぶ人が勝手に手紙を読むことがないようにするセキュリティ手段でした。
「Unlocking History」として活動しているMITの研究者グループは、切り込みを入れなければならず、ダメージで読めなくなる可能性があったルネッサンス時代の手紙を、デジタルで開封しました。
まず、歯科医療用に設計された高感度のX線マイクロトモグラフィースキャナーで手紙をスキャンし、3Dモデルを作成しました。
そして、特定の折りたたみパターンを決定するアルゴリズムを構築し、デジタルで手紙を開封することに成功しました。
古い手紙もデジタルで開けるってすごい!
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