手書き文字が読めないロシア語
文房具屋さんに新しいペンを買いに行ったときに、試し書き用の紙にぐるぐると線を引いた経験があるかもしれません。手書きで書かれたロシア語はまさに、そんな感じでネイティブ以外は解読不能かもしれません。
Twitterユーザーがロシア語の手書き文字をアップし「ロシア語の筆記体について学んだ後、私は心を失った」とツイートしたところ、それに続いてたくさんの人がロシア語手書き文字をアップしだしました。
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たくさんの人が手書きのロシア語を次々アップする
手書き文字はロシア文化の一部であり、今でも手紙や、はがき、家族や友人へのメモ、レシピ、連絡先、住所、買い物リストなどを手書きで書くのが一般的なようです。
お医者さんが書いた手書き文字だそうです。
何が書いてあるのか分からず不安になりそうです……。
1915年頃のタチアナ大公女の手書き文字です。
ロシアの診察票だそうです。
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筆記体はロシアの文化を知る手がかり
ロシア語教師であり、『ロシア語ステップバイステップ』の著者でもあるナターシャ(Natasha Alexandrova)さんは、「筆記体を学ぶことで、ロシア人のやり方を知ることができる 」と言います。
彼女は「学校に通っていたロシア人なら誰でも、手書きで正しい書き方を学んだ学生時代のことを思い出すでしょう。(ある人は完璧になるまで何百万回も文字を書き直したことを覚えています)」と語っています。
ロシアでは、看板や店名、駅名、その他の重要なものまで、手書きを模したフォントで印刷されていることが多いようで、筆記体を学ぶことはロシア語を学ぶ上で重要なようです。
難解な文字!外国人から見たら全部同じに見えるね