人口増加と地球温暖化の深刻な問題を解決するため
フィリピンのマニラを拠点とする建築事務所ダダは、将来の人口増加と地球温暖化が生活環境に与える深刻な影響を解決するため、沿岸地域のコミュニティのため「カレント・フォー・カレント」という浮体式住宅を提案しました。
自然災害に対処するためのアイデア
フィリピンでは震災や津波など自然災害が多く、災害に直面した際の臨海部の脆弱性や、信頼性の高い電力インフラの不足を対処することを目的としています。
沿岸部のコミュニティは「土地と資源の不足と、海によってもたらされる問題があります」とダダは説明しています。そのため、安全で持続可能なシェルターを切実に必要としています。
カレント・フォー・カレント・プロジェクトは、常に変化する海の条件に適応できる柔軟性のある生活構造を提供しています。
この住宅は潮と太陽エネルギーの両方を利用しており、ユニットに組み込まれたシステムによって電力発電でき、コミュニティ全体が完全に自給自足できるようになっています。
このシステムは、各ユニットに電気を提供するだけでなく、近隣の内陸部のコミュニティのために、電気を提供することもできます。
元々はフィリピンの環境のために考えられたものですが、この住宅モジュールは、主要な構造フレームがプラスチックでできているため、世界中のどのような沿岸地域でも建設が容易です。
プレハブ住宅としてはいいかもだけど、ずっと海の上だと酔いそう・・・
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