ヨーロッパのラトビアに住むギンツ・ジルバロディスさんが一人で全て作り上げたアニメ映画「Away」が国際アニメーション映画祭で9冠達成し話題となっています。
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全て一人で制作した映画
ほぼ一人で作り上げたアニメ映画と聞くと「君の名は」や「天気の子」で有名な新海誠監督の「ほしのこえ」が思い浮かびます。
監督、脚本、美術といったほとんどの作業を新海監督が一人でこなし（音楽は天門）、主人公の少年の声まで新海監督が当てていたのが衝撃でした。
今回、世界中の映画祭で9冠を達成したギンツ・ジルバロディスさんの作品「Away」は、制作、監督、編集、音楽など全て一人で作り上げられたということですから驚きです！
ギンツ・ジルバロディスさんは、ヨーロッパのラトビアで生まれ育ち、8歳からアニメを作り始めたといいます。
「Away」は22歳から3年半かけ、たった一人ですべてを作りあげた長編アニメ映画デビュー作です。
｢Away｣は、飛行機事故で一人生きのび、ある島に不時着した1人の少年が、謎の黒い影に追われながら家族との再会を夢見てオートバイで旅に出るストーリーです。
初デビューながら次々と賞を受賞した力作
世界でも権威あるアニメーションの国際映画祭、アヌシー国際映画祭で、2019年に新設されたコントルシャン賞を「Away」が初代グランプリ受賞しました。
これを皮切りに、世界中の映画祭で8冠を達成し、2020年第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選ばれ、2020年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』や『トイ・ストーリー4』とともにベストミュージック部門にノミネートを果たしました。
日本では12月11日から全国で順次公開されるようです。
バイクで島を駆け回るのがロマンあるね
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