イングランド、ノッティンガムの学生に人気の住宅地であるレントンにある美容院の壁に突如、フラフープをする女の子の絵が現れました。
そして、この作品の手前の街灯の柱には、鎖で繋がれたボロボロの自転車が置かれています。
この自転車の後輪にはタイヤがなく、まるで女の子が、タイヤをはずしてフラフープをしているように描かれています。
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バンクシー氏がSNSに写真を投稿し憶測が収束する
最初、これはバンクシーの新しい作品かどうかといった憶測で話題になっていましたが、バンクシー氏自らSNSに作品を投稿したことから、彼がこの作品に関わっていることが明らかになりました。
壁画を見るためにたくさんの人がやって来た
この壁画の隣で美容院を経営するスリンダー・カールさん(42)は、自転車と壁画は同時に登場したと語っています。
作品は、保護のため数時間以内に透明なプラスチックシートで覆われました。
カールさんは「みんなとても興奮していて、たくさんの人が絵を見に来ています。誰もが本物かどうかと戸惑っていましたが、素晴らしい絵であり、素晴らしいアートです。」と語っています。
ロックダウン後、最近再開したばかりのカールさんの店には、多くの人々が壁画について尋ねるために来ましたが、彼女はそれがビジネスのための後押し
になるかは分からないと答えています。
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困難な時期でも前向きに楽しもうというメッセージ
バンクシー氏の今年の作品は、新型コロナをテーマとした作品が多く、専門家は「困難な時期を最大限に利用し壊れたものを楽しんでみよう」というメッセージではと推測しています。
女の子は自転車が壊れていても、遊ぶ方法を考えて、前向きに楽しんでいます。
今回の作品は、今までのバンクシーの絵とは少し違うようです。
流動性が低く、特に顎や顔の一部がピクセル化されています。
今回の絵は前向きな楽しいコンセプトで描かれているみたいだね