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クッキー会社オレオが小惑星衝突後の世界に備えるため、永久凍土層に世界種子貯蔵庫ならぬ「クッキー貯蔵庫」を建設

もし世界規模の災害が地球上の農作物すべてを根絶やしにしてしまったら?

そんな最悪の事態に備えてスヴァールバル世界種子貯蔵庫(Svalbard Global Seed Vault)は建てられました。

そして、「種子の方舟」とも呼ばれるルウェー領スヴァールバル諸島の永久凍土層にある種子銀行からそれほど遠くない場所に新たな貯蔵庫が建設されました。

それは、オレオ(Oreo) を保存するためクッキー貯蔵庫です。

 

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 小惑星の接近に危機感を持ったクッキー会社

米国大統領選挙の前日にあたる11月2日に、小惑星2018VP1が地球に接近するとNASAが発表しました。

大気圏まで入ってくる可能性はあるが、小さいので燃え尽きてディープインパクトになる可能性はないということでした。

 

しかし、10月3日にオレオファンが「どうやら小惑星が地球に近づいているようだ……。誰がオレオを救うのだろうか?」とツイートしました。

オレオ (Oreo) は、白色の甘いクリームを、2つの円形をしたチョコレートクッキーで挟んだ人気のあるサンドイッチ状のクッキーです。

小惑星衝突後の世界でもオレオを食べられるようにするため、オレオ(とその親会社であるモンデリーズ・インターナショナル)が、立ち上がりました。

 

 

永久凍土層にクッキー貯蔵庫を建設する

クッキー貯蔵庫は、スヴァールバル世界種子貯蔵庫からそれほど遠くない場所に建てられ、デザインも(サイズはかなり小さいですが)似ています。

 

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さらに、オレオは、華氏̠-80度から300度までの温度に耐えることができ、化学反応や湿気、空気の影響を受けないパックで包まれ、クッキーを新鮮な状態に保ち、何年も保存できるようにしています。

 

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結果的に11月2日に小惑星が地球に被害をもたらすことはありませんでしたが、今後人類が滅亡するとしてもオレオが食べられるという希望は残りました。

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Image:oreo

cnet/designyoutrust

 

人類が滅亡した時は、ノルウェーまで行ってオレオをゲットしよう!?