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オーストラリアで人気の真っ白なクジラ「ミガルー」

真っ白なザトウクジラ

ミガルーと名付けられている真っ白なザトウクジラは1991年、AWCS(オーストラリア鯨類保護協会)によってバイロン岬沖で初めて目撃されました。

毎年ミガルーの姿が目撃されると、オーストラリアのメディアのトップ記事になるほど大人気のクジラで、今年も元気な姿が確認されたようです。

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真っ白なクジラ「ミガルー」が今年も観察される

 

 

ミガルーを観察する ホワイト・ホエール・リサーチ・センター

ホワイト・ホエール・リサーチ・センターは1990年代半ばに設立され、毎年オーストラリア東海岸を回遊するシロナガスクジラのミガルーや他のクジラの目撃情報を記録することを目的としています。

ミガルーは1991年、バイロン岬沖で初めて目撃されました。最初に目撃された時の年齢は5歳だったと考えられています。サザンクロス大学海洋研究部のチームが採取したDNAサンプルから性別がオスと確認されています。ミガルーは今年(2020年)で33歳になると考えられています。

 

アルビノ種のザトウクジラ

ミガルーは非常に珍しいアルビノ種のクジラです。

 

アボリジニの言葉で「白い仲間」と名付けられたザトウクジラの“ミガルー”は、アルビノ種で先天的にメラニンが欠乏している個体だ。

 アルビノの遺伝子変異を持つと、成熟するまで生き延びることができない場合も少なくない。しかし、ミガルーは1991年にその姿が初めて目撃されて以来、毎年1年に1度ほどの頻度ではあるが、移動の時期には元気にその姿を見せてくれているようだ。

引用元カラパイア

 

 毎年、クジラの移動の時期になるとオーストラリアのホエール・ウォッチングも盛んになりますが、今年も元気なミガル―を確認することができたようで何よりです。

 

 

白いクジラって絵本の世界みたい